戦後の学制改革による新制神戸大学への国からの予算配分は乏しく、本財団の設立前には六甲台三部局併せて1年に1人の在外研究の割り当てが有るか無いかの状況でした 。
このような状況を打破し、母校の発展を願い旧制大学関係者、つまり凌霜会 (神戸高商、神戸商業大学、同予科、神戸経済大学出身者)が立ち上がり、名実ともに世界における最高水準の学府たらしめんと財団設立の必要性を唱え、1957(昭和32)年9月、文部省(当時)の認可を得て設立されました。2007(平成19)年には財団創立50周年を迎え、記念式典やシンポジウムを開催しました。
その後、公益法人制度改革により平成20年12月1日に新制度による法律が施行され、 本財団は新制度に基づく公益財団法人としての認定を受けるべく作業を開始しました。平成23年3月24日、兵庫県公益法人等認定委員会において公益財団法人として認定され、平成23年4月1日に「公益財団法人神戸大学六甲台後援会」として登記が完了し、新たな歩みを始めました。 |