公益財団法人
神戸大学六甲台後援会
理事長 稲垣 滋
今年の夏は猛暑となり、残暑も厳しいという長期予報が出ていますが、昨年のような猛暑、残暑(11月になっても夏日が記録されました。)にならないことを祈っております。
皆様にはお元気でお過ごしのことと存じます。
さて、当財団は神戸大学社会科学系部局である法学部(研究科)、経済学部(研究科)、経営学部(研究科)、国際協力研究科、経済経営研究所の5部局に対して、学術交流の促進に対する助成、学術成果の公開に対する助成、教育の充実に対する助成、学術基盤の整備に対する助成などの事業を行っています。
また、このような先生方への支援を行う一方、社会科学系の学生の皆様に対しましては、寄附講義の開講支援、各種教育プログラムへの支援、学生の海外派遣支援、六甲台就職情報センターの運営支援、そして社会科学特別奨励賞(凌霜賞)や六甲台賞などの授与(副賞を含めて)といった奨学支援を行っています。
社会科学特別奨励賞(凌霜賞)というのは、法学部、経済学部、経営学部の各学年において成績が最優秀であった学生に対して栄誉を称えるものです。六甲台賞というのは3学部の卒業生の中から、各学部における学業成績が最も優秀であった学生に対して栄誉を称えるもので、卒業式後の謝恩会において授与しています。
凌霜賞は、先日(6月27日)、六甲台キャンパスのフロンティア館にある社会科学系プレゼンテーションホールにおいて授与式を開催し、各学部の成績最優秀の学生に対して授与いたしました。今後のますますの活躍を願うところであります。
こうした助成事業は、卒業生の皆様等からの心のこもった御芳志、ご寄附により実施いたしております。
皆様には、日頃よりご寄附をお寄せいただき、御礼申し上げます。
引き続き、当財団の活動状況につきましてご理解をいただき、今後とも一層のご支援ご協力を賜わりますよう重ねてお願い申し上げます。
(令和6年7月吉日)